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2009年03月23日

急性腸炎の体験記

急性腸炎・体験記
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一般のみなさんには関係ありませんが、同じ病気にかかった人にために書いておきます。

①--------- プロローグ ------------------------

ある日、突然、下痢になる。それも水のような下痢だ。今までこんな事になった事が無い。「変だなー、悪い風邪か?」と思いながら風邪薬を飲んでみると、トイレの回数が減ったのだが、やはり水のような便は変らない。

2日後の夜中、喉の渇き、吐き気、便意で目が覚める。トイレに駆け込むと、めまいと吐き気とに戦いながら用をたし(この前からの水様便だ)廊下に出ると、めまいでまともに歩けない。なんとか台所に行き水を飲んだら落ち着いてきた。

この日から、「なんか変だぞ!」ということで、食事を消化の良いものに切り替えた。おかゆとかお茶漬けにしてみた。でも下痢の症状は変らない。日に何回もトイレに駆け込むようになった。

なんだか胃も痛くなってきたのでサクロン(胃薬)を飲んでみた。するとトイレに行く回数が数段減る。だが、便の内容は変らない。と思ったら、2度ほど灰色の便が混じっていた。

灰色の便→胆石
と思い込み、あせりまくる。

そのうち‥、水様便はすい臓、しかも背中も痛い→膵炎→酒もタバコも止めなければならない→人生終りに思えてきた。

どんどん勝手な思い込みを深めてゆく。ここから便の色にも気を使うようになった。白っぽい米のとぎ汁のような便だ。‥なんだかんだやっているうちに、1週間ほど経ってしまった。‥はいはい、一週間も経つなよって、言いたいわけでしょ、分かってますがな~。


②--------- 医者へ行く ------------------------

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月曜日、医者に行こう。大病院に行くと大変なことをされそうなので、近所の内科に突撃。途中でもよおすと大変なのでサクロンを飲んで行く。

あれ、あんまりお客さんが居ないなー。問診票に「一週間ほど前から下痢(水のような)、背中の痛み」と書く。「背中の痛み」を書いたのは、すい臓も見てくれ、のサインのつもり。

すぐに診察が始まった。最初に看護士さんが遠慮がちに(なぜだ?)「血圧も測らせてください」というので流れに任せて血圧も測る。いつもと同じ数値で異常はなさそうだ。このぐらいでいいんですよね?、みたいに私の様子を伺いながら数値を告げる看護士さんは、どうも自信がなさそうだ(なぜだ?)。

次に医師の診察だ。端末の前に2人で座る形。症状を言うと「なんで下痢なのに胃腸薬を飲んだのか」と問われる。「胃酸を押さえるために飲んだ」と告げると、ふーん、というレスポンス。今度は横になり、触診というヤツだ。最初に胃のすぐ下の方を強く押したようだ。なにか板状の臓器に触れている感覚を覚える。(‥これはすい臓に触っているんだな、と勝手に解釈する)。「痛くないですか?」と聞かれたが、全然痛くない。次に腸のあたりを数箇所押して、また同じ事を聞いていた。「腸が張っていますね」と言って、触診終了。

「うーん、急性腸炎ですね。」
「原因はいろいろ考えられますが、なにか牡蠣とか食べませんでしたか?」
と聞かれたが、何も思い当たる物が無いので、
「いいえ、特になにも変なものは食べていません。」
(と答えたが、家に帰って家族に聞くと、最近、スルメの足を毎日、私だけ食べていたのだ。しかも直近では、一つだけ変色していたのを食べてしまって「変なのを食べた」と自慢までしていたのだった。)

もとい、医師が端末に(たぶん)急性腸炎と打つと、薬の一覧が出てきた。症状の「吐き気無し」とかに合わせて、一覧から薬を削って行く。この動作はかなり早いので、一般人には分からないかもしれない。

実は膵炎の可能性も検査してもらおうかなー、と思ったのだが、大変なことになると嫌なので、だまり込むことにする。

<医師いわく>
「急性腸炎は絶食が基本です。ポカリスエット等か、具無し味噌汁を摂取してください。」
「便がゆるくなってきたら、おかゆ等をたべ始めてください。」
「薬は4日程出しますから、それで様子を見ましょう。」

医院を出て処方箋をもって薬局へ行く。あれ、お客さんでいっぱいだ。同じビルに産婦人科医もあるせいか、なんか女性のお客さんが多いなー。3,40分待ったような気がする。なんでじゃ~、医院に居た時間の3倍くらい居た。

薬は、
①下痢を抑える薬(3種類を1包にしてある。中くらいの大きさの粉薬だ)
②薬による胃荒れをおさえる薬。小さな1包。サクロンと同じような成分らしい。
③腸を殺菌する薬、1錠。
を朝昼晩の4日分。食後30分に飲むように書いてある。食事は取れないので、食事の時間あたりで飲めばよい。


③--------- 断食の始まり ----------------------

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今まで、絶食なんてした事が無い。食べるだけが楽しみの人生だった。しかもこの一週間、ろくに食べていない。私が何をしたというのだ。こんな善良な小市民に、ひどい仕打ちだ。

と思いつつ修行を始めたわけですが、これが意外とお腹が空かない。やっぱり調子が悪いのだろう。でも、寝たり起きたりしながらも、精神は意外と元気なのだ。

絶食して薬を飲み続け2日が経った。でも症状が改善されない。

3日目の朝5時、喉の渇きで目が覚める。その朝、水様便の中に茶色の便のカタマリも混ざってきた。が、その夜、水の取りすぎたせいかまた水様便に戻る。でも白い米のとぎ汁ではなくて、ちょっと茶色だ。

その夜、考えた(薬もあと1日分しか無い)。「まてよ、水分を大量に取った後、症状が激しいなー」。食事の時間に(物は食べないが)具無し味噌汁を飲んだり、ポカリスエットをコップ1杯飲んだりして、その後また、薬を飲むために水を飲んでいたなー。
それに、お風呂に入ると水分補給で水を多く飲んでいたなー。

ふむふむ。どうも、水分を大量に飲んだりして腸を刺激してはいけないのだな~。翌日から水は湯冷ましにし、飲むときはチビリチビリと飲むことにする。体重は4kほど減って、お腹もペッコリ。長年しつこくまとわり付いていた内臓脂肪も無くなったみたいだ。薬も今日で終わりだ。

4日目の朝5時、また喉が渇いて目が覚める。チビリチビリ水を飲んだ。そのおかげか下痢がピッタリ止まった。というより便が出ない。でも、家族が薬は飲めとうるさいので、薬は飲んでおこう。もうおかゆでも良いのではないか、と思ったが、お腹も空いてこないし、家族も食べさせてくれない。

5日目、やっとおかゆを食べてよし、という家族からのお達しがあった(‥医者でもないのに傲慢なヤツだ)。あの「便秘になったらどうするんだ!」という脅しが効いたようだ(ヤツは便秘持ちなのだ)。昼にプリン系のもの、夜にヨーグルト(腸内細菌を増やそうという魂胆、素人考え)も食べた。うまい。やっと生き返った感じだ。でも、今日も便が出ていないのだ。逆方向(便秘)への不安も増幅してくる。

6日目、朝におかゆを少しとヨーグルトを食べた。その後、(今まで飲んでいない)ウーロン茶を飲んで水分を多めに取る暴挙に出てみた。そしてトイレに行く。出た。立派なものが1本。やっと地獄から生還。家族でバンザイ。後は徐々に慣らしてゆこう。その他の症状として、舌全体が白くなっている。そして喉がよく渇く。

(‥この時点で書いているので、ここまで書くのに体力を消耗してしまい、最後の方は意味不明になっているかも知れません。意識朦朧です。)

汚い部分もあるのに、最後まで読んでくださって、ありがとうございました。


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